こんにちは、事業開発部の山田です。
SDCはネットワーク関連の機器・ソリューションを主に扱っています。
取り扱いメーカーはCiscoが中心で、機器販売だけでなく、設計、構築、運用なども自社で行っています。
突然ですが、皆さん、SASEというキーワードを聞かれたことがありますか?
日本語で発音すると「サッシー」になると思います。
エスエーエスイーと呼ばれているのはまだ聞いた事がありませんが、従来の「ネットワークインフラ」と「セキュリティ」機能を融合させた統合ソリューションと私は理解しています。
メーカーによって様々な解釈があって、何が正解か、本当の所を明確に把握できている訳ではないのですが、その「SASE」の一つのソリューションとしてCato Networksが提供する「Cato SASEクラウド」(以下Cato)の構築を実案件として関わる機会がありましたので、プロジェクトの中で起こった様々なトピック(ほとんどトラブルかも...)を構築者目線で皆様にご紹介したいと思います。
CATOについて
Catoはネットワークやリモートアクセス終端機能を持った「バックボーン=WAN」と各種セキュリティ機能を提供する「UTM機能」が統合されたソリューションです。
SDCは「自社の業務インフラとしてCato」も運用しており、「お客様にご提供するソリューションとしてのCatoの取扱い」という二つの側面を持っています。
Catoの構築ベンダーさんは数々いらっしゃると思いますが、自社で利用しており、かつ構築ベンダーである、という会社はなかなかないのではないでしょうか。
“利用者視点から見たCato”と“構築者視点から見たCato”どちらも語る事が出来るのがSDCの強みです。
CATO案件について
本日は「イントロダクション」という事で今後何回かに分けて、
- 要件定義
- 基本設計
- 詳細設計
- 移行設計
- 実際の展開作業など
通常のネットワーク案件との違いに戸惑ったことや後から振り返って気を付けた方が良かった事など、「設計・実装を行った業者としてのCato」についてこっそりとお伝え出来ればと思います。
自社として「Catoを導入選択肢の1つとして検討している」、「実際に導入しようと準備しているが大丈夫なのか」といったご不安や不明点が多々あるかと思います。
そんな皆さんの疑問に少しでも応える事が出来れば良いかな...と考えています。
2週間に1度程度で更新していますので、良かったらまた見に来てくださいね!